学びのポイント
POINT1
レーシングチーム専属メカニックから、ドライバーまで。モータースポーツ界への道
POINT2
実習中心のカリキュラム、学生オリジナルレーシングチーム
86/BRZレース、富士チャンピオンレースなどのレースに出場。サーキットでは練習も含め、年間250時間以上の実習を行います。 メカニックからドライバーまですべて学生・卒業生で構成されたレーシングチームで出場。マシンの製作、メンテナンスや作戦など、レース運営全体を学びながら技術とテクニックを習得します。

POINT3
モータースポーツ海外研修旅行
ユタ州のソルトフラットでの世界最高速トライアルは迫力満点!

入学から卒業までの流れ
1年次
レースの基礎を学ぶ
マシンメンテナンスや練習走行、レース参戦を通して、レーシングチームのメカニックやレーシングドライバーとしての基礎を身につけます。

- 学科系科目
- 1・2年次共通 レース参戦/マシンメンテナンス/練習走行/パソコン実習/工作実習/マシン製作/マシンカラーリング
- 実技系科目
- 1・2年次共通 エンジン工学、シャシ工学、実車整備、製作加工、マシン製作、マシンメンテナンス、マシンカラーリング、練習走行、サーキット実習
2年次
技術と知識に磨きをかける
レースの経験を積むと同時に、マシンカラーリングや塗装などの技術を身につけ、レースのプロフェッショナルを目指します。

- 学科系科目
- 1・2年次共通 レース参戦/マシンメンテナンス/練習走行/パソコン実習/工作実習/マシン製作/マシンカラーリング
- 実技系科目
- 1・2年次共通 エンジン工学、シャシ工学、実車整備、製作加工、マシン製作、マシンメンテナンス、マシンカラーリング、練習走行、サーキット実習
取得資格
国内A級ライセンス
JAF公認の国内レース競技に参加するために必要なライセンス。まず、B級ライセンスを取得し、レースを除くラリーやジムカーナなど競技会に1回以上出場して完走することが条件となります。
学士
大学学部卒業時に授与される学位
職業訓練指導員資格
技術専門校などの職業能力開発施設で、訓練指導を担当する者の公的な資格制度。
※二級自動車整備士資格取得者に限る。
その他目指せる資格
- ガス溶接技能講習修了証
- フォークリフト運転技能講習修了証
- 有機溶剤作業主任者技能講習修了証
- アーク溶接特別教育講習修了証
- 動力巻上げ機運転特別講習修了証
- 電気自動車等整備業務特別教育講習修了証
- 砥石交換・試運転特別教育講習修了証
- タイヤ空気充てん特別教育講習修了証
- 損害保険募集人資格
- 危険物取扱者資格
- 中古自動車査定士
- 普通救命講習修了証
レース車両製作
レース車両の製作、整備とレース参戦のすべてを行います
エンジンのオーバーホールやボディの塗装もすべて本校で行います
在校生インタビュー
毎日のメンテナンスが試される瞬間
モータースポーツ科では、学生全員がメカニックを中心としてレースに参加しています。
デッドヒートやゴールなど、心が揺さぶられるシーンはいろいろありますが、僕が一番好きなのは、ピットからクルマを送り出す瞬間です。毎日のようにメンテナンスしてきたクルマがいよいよ本番を迎え、チームとしての力が試される。ドキドキとワクワクが入り交じった感覚がとても心地いいです。
モータースポーツでの経験を通して、僕はあきらめないことの大切さを学びました。レースのような極限状態においても、一切手を緩めることなく持てる限りの力を出し尽くしてクルマをコースへ送り出す。それが整備士としてあるべき姿だと先生は教えてくれました。ここでのレース活動を通して身につけた強い精神を武器に、社会に出てもあきらめずに自分の夢を追っていきたいと思います。

モータースポーツ科
菅又 康晃
教員紹介
レースは整備士としてのあり方を教えてくれる
モータースポーツは狭い世界です。さまざまな業種のプロが一つのレースをつくり上げる中で、学生は一人の整備士としての能力を試されています。さまざまな環境に置かれても最高の仕事ができるかどうかで、その後の未来は大きく変わっていくでしょう。2年間のモータースポーツ科の活動を通じて、整備士としての心を磨いていけば、即戦力として活躍できる人材へと成長し、専門性や技術は自然と身についていくようになります。

モータースポーツ科
小室 彰利
「なぜ」を自分に問いかける癖をつけよう
愛好家が楽しむレースからプロが集まるハイレベルなレースまで、さまざまなレースカテゴリに参戦しています。真剣に、そして楽しく学べるのがこの科の魅力です。整備士を目指すのであれば、ぜひ「なぜ」を自分に問いかける習慣をつけてください。なぜこのような構造なのか、なぜこの部品が必要なのか。ただ教わって覚えるのではなく、自分で理由を考える。そうすることで理解は深まり、故障診断やお客様への説明などの場面で役立つはずです。

モータースポーツ科
吉田 元